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埋め込みHTMLを使ったサイト埋め込み

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重要: 埋め込みHTMLでも「アクセス許可ドメイン」の設定が必要です。初期アカウント発行時に自動作成される「デフォルトのAPIユーザー(APIキー保有)」の API 設定で、自サイトのドメイン名を登録してください(サブドメイン可)。未設定のままでは自社サイトからの再生が拒否されます。

事前準備(初回のみ)

  1. ユーザー一覧 /filmaadmin/user を開く ユーザー一覧 画面
  2. 初期アカウント発行時に自動作成された「デフォルトのAPIユーザー」(API_READ_ONLY)を開く
  3. 「APIキー」をクリックして「API設定編集」(/filmaadmin/apisettings/edit/:user_id) を開く API設定編集(アクセス許可ドメインの設定)
  4. 「アクセス許可ドメイン」に自サイトのドメイン名を1行につき1件で登録(例: example.com, app.example.com)→ 保存
  5. URLで入力しても保存時にドメイン名(ホスト部)へ自動変換されます
  6. example.com と入力すると、その配下のサブドメイン(www.example.com / app.example.com など)も許可されます
  7. 特定のサブドメインのみ許可したい場合は app.example.com のようにサブドメインまで入力してください
  8. 間違った形式はエラーになります
  9. (閲覧のみなら)API種類は readonly のままでOK

埋め込みHTMLの取得と貼付け

  1. ファイル詳細 /filmaadmin/file/detail/:file_id を開く ファイル詳細 → 派生メディア(埋め込みHTMLボタン)
  2. 「派生メディア」表の 対象解像度行で「埋め込みHTMLをコピー」
  3. コピーしたHTMLを自サイトに貼り付け

注意

  • 対象ファイルが「公開」になっていること
  • 必要に応じて「公開期限」を設定

アクセス許可ドメインのOK/NG例(正規化ルール)

  • 入力は1行に1つ。URLを入力しても保存時にドメイン名(ホスト部)へ自動変換されます。
  • ワイルドカード(*.example.com など)は不可。サブドメインは親ドメインの許可でカバーされます。

OK例

  • example.com → example.com とそのサブドメイン(www.example.com, app.example.com など)も許可
  • https://www.example.com/path → 正規化して www.example.com を登録
  • APP.EXAMPLE.COM → 大文字は小文字に正規化(app.example.com

NG例(保存時にエラー)

  • http://https:// のない不正URLで、ドメイン名の抽出ができないもの
  • ドメイン形式でない文字列(空白や記号を含むなど)
  • ワイルドカード表記(*.example.com

ヒント

  • 迷ったら「ドメイン名(ホスト名)」だけを入力してください(例: video.example.co.jp)。
  • サブドメインを個別に絞りたい場合は、親ドメインではなくサブドメインを行ごとに登録してください。

よくある失敗と対処

症状: 埋め込みページで再生が始まらない / 403 に見える

  • 原因1: アクセス許可ドメイン未設定またはドメイン不一致

    • 対処: 「API設定編集」で埋め込みページのドメイン名を登録(例: news.example.com)。
    • 注意: example.com を登録すれば www.example.comapp.example.com も許可されます。
  • 原因2: ファイルが未公開/公開期限切れ

    • 対処: 「ファイル編集」で「公開する」をON、必要に応じて公開期限を延長。
  • 原因3: Mixed Content(HTTPサイトにHTTPSリソース、または逆)

    • 対処: 可能な限り、埋め込み先も配信元もHTTPSに統一。
  • 原因4: CORS/ブラウザ制限(iOSの自動再生など)

    • 対処: ブラウザコンソールでエラーを確認。自動再生はミュート必須などの要件を検討。
  • 原因5: キャッシュ/古いHTML

    • 対処: ブラウザのキャッシュクリア、ページのハードリロード、CDNがあればパージ。

デバッグのコツ

  • ブラウザの開発者ツール(Console/Network)でエラーを確認。
  • 直接再生用URL(または期限付きURL)で動作するかを切り分け。
  • 403/401 等のレスポンスが出る場合は、公開状態とアクセス許可ドメインを再確認。

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